国創シンクタンク構想メモ|令和の学生運動が地方自治を動かすまで

0. このメモの位置づけ

これは単なる学生イベントや啓発活動ではない。
**国の莫大な予算(数兆円規模)**と
**学生という巨大な有権者セグメント(=票)**をレバレッジし、
地方自治体を実際に動かすための
巨大な政治・政策プラットフォーム構想である。

その中核が
**「国創(こくそう)シンクタンク」**である。


1. 問題意識|なぜ今、学生運動なのか

現在の日本では、

  • 国には「使い切れていない予算・交付金」が大量に存在する
  • 一方、地方自治体には
    • 企画力
    • 実行部隊
    • 若者の当事者性
      が決定的に不足している
  • 政治は「正しさ」では動かず、
    票と物語でしか動かない

にもかかわらず、

  • 学生(約300万人)
  • その親世代(約500万人)
  • 大学OB(約3,000万人)

という 日本最大級の政治的クラスタは、
ほぼ誰にも組織化されていない。

ここに、歴史的な空白がある。


2. 基本思想|国家再建RPGという世界観

人は「正論」では動かない。
「物語の中に自分がいる」と感じたときに動く。

国創会は、政治参加を
「義務」や「正義」ではなく、

国家再建に参加するRPG

として再定義する。

  • 主役は若者
  • 舞台は地方自治体
  • クエストは地域課題
  • 報酬は社会的影響力と実装経験

中央ではなく
地方・若者・現場から日本を再起動する。


3. プロジェクトの核|国創シンクタンク構想

3.1 目的

  • 学生起業家・若者人材を
    地方自治体の課題解決
    (=国の予算執行先)としてマッチングする
  • 単なる民間ビジネスではなく
    **「国策と連動した公的ムーブメント」**として位置づける

3.2 勝算のロジック

カネ

  • 国には兆単位の未消化予算・補助金が存在
    • 各省庁予算
    • 農林中金の運用益
    • 各種交付金

ヒト

  • 学生(有権者)を
    特定自治体ごとに
    数千人単位で可視化・組織化
  • 首長・議員にとって
    「無視できない票田」を形成

モノ

  • 地方自治体には
    国の施策を実行する実動部隊が不足
  • そこへ学生ベンチャー・若手チームをアサイン

4. 組織設計|セル型・オープンソース組織

4.1 組織体制

  • 株式会社 国創シンクタンク を設立
  • 実務運営は学生主体
  • 中央は以下のみを提供
    • 思想
    • ルール
    • 物語
    • 方法論

4.2 役割分担

  • 政策探究者
  • 現場実装班
  • 発信・編集者
  • 地域スカウト
  • 学生リーダー

すべてのプロジェクトは
可視化・数値化される。

4.3 レベル設計(参加者成長モデル)

  • Lv1:参加登録
  • Lv2:定例会参加
  • Lv3:プロジェクト参画
  • Lv4:地域リーダー
  • Lv5:国創フェロー

5. 可視化装置|「令和の学生運動」サイト

  • 各自治体ごとに
    • 賛同者数
    • 支援者数(スポンサー)
    • カウントダウン
  • 票の可視化 × SNS拡散

テキストではなく
熱量と数で政治を動かす


6. マネタイズと資金還流

6.1 主な原資

  • 自治体からの業務委託費
  • 国・自治体の補助金
  • 実証実験・PMO業務

金額規模は
数千万円〜億単位

6.2 基本思想

  • 小銭稼ぎは目的ではない
  • 本丸は
    「税金(公金)の正しい再分配」

7. 実行ロードマップ

フェーズ1|立ち上げ(〜3ヶ月)

  • 法人設立(学生主体)
  • Webサイト改修
    • 地域別賛同者カウンター実装
  • プレスリリース準備
    • Yahoo!ニュース級の社会性を狙う

フェーズ2|拡大・教育

  • 政治の学校の開講
    • 政治・経済・経営・自治体実務
  • 学生リーダーの全国展開

フェーズ3|実行(〜令和9年4月)

  • 統一地方選挙に向けた提言活動
  • 学生公認候補・支持首長の創出
  • 100万票規模のムーブメント形成

8. 最後に|これは思想ではなく装置である

国創シンクタンクは
理想論でも、学生運動ごっこでもない。

  • 予算
  • 実行部隊
  • 物語

を同時に設計した
極めて現実的な政治装置である。

中央に頼るな。
地方には、国を超える予算と権限がある。

そして、
それを動かせる数を持っているのが
学生である。